憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
少し長い廊下を歩くと広いリビング
大きなソファーセットと大画面テレビ
続きになっている部屋から聞こえてくるのは
「ケーゴ? 誰だった? こんな朝っぱらくる非常識な人間は・・ つーかここのセキュリティ甘くなったんじゃねぇの?」
とパンツ一丁でやってきたジョー
「おはよう・・ 丈成君・・ 朝っぱらきた非常識な人間はあなたのお姉さまよ」
と笑顔を見せたココに、引きつるジョー
そして、その後ろで苦笑いのケーゴに視線を移すジョー
「せっかく朝食持ってきたのに・・・」
と大きめのバックから出したポット
その中に入っているコーヒーの香りが部屋中に充満する
五つ星ホテルのコーヒーだって、おいしいが、やっぱりバリスタがいれる本物には勝てない
香りにつられる二人に
「ちょっと・・ 先に何か着てよ・・」
といつまでもパンツ一枚しか纏っていない二人に呆れ気味のココ
そこでようやく、自分の格好を思い出したケーゴは
「やべ・・」
と部屋に入っていくが、ジョーは
「別に今更・・」
とココの隣にそのまま座ろうとするのだった
大きなソファーセットと大画面テレビ
続きになっている部屋から聞こえてくるのは
「ケーゴ? 誰だった? こんな朝っぱらくる非常識な人間は・・ つーかここのセキュリティ甘くなったんじゃねぇの?」
とパンツ一丁でやってきたジョー
「おはよう・・ 丈成君・・ 朝っぱらきた非常識な人間はあなたのお姉さまよ」
と笑顔を見せたココに、引きつるジョー
そして、その後ろで苦笑いのケーゴに視線を移すジョー
「せっかく朝食持ってきたのに・・・」
と大きめのバックから出したポット
その中に入っているコーヒーの香りが部屋中に充満する
五つ星ホテルのコーヒーだって、おいしいが、やっぱりバリスタがいれる本物には勝てない
香りにつられる二人に
「ちょっと・・ 先に何か着てよ・・」
といつまでもパンツ一枚しか纏っていない二人に呆れ気味のココ
そこでようやく、自分の格好を思い出したケーゴは
「やべ・・」
と部屋に入っていくが、ジョーは
「別に今更・・」
とココの隣にそのまま座ろうとするのだった