憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
「ジョーとは二卵性なんで、似てないんだと思います 性別も違うし・・でも同じ場所にほくろがあるんですよ」
とココは謙信から逃れるように少し身を引きながら説明した
「ほくろなんてちょっとヤラし~」
とレオはグラスに口をつけニヤッと笑った
「なんか、ココちゃんのほくろ想像しちゃうんですけど~ ちなみにどの辺りのほくろかな~」
と謙信はココが引いた分、距離をつめてくる
「なんか・・ その親父発言にがっかりなんですけど・・」
と汐音
だまって会話を聞いていたレンがおもむろに立ち上がり、謙信の頭をバシッと殴った
「痛って! レン、おもいっきし殴んなよ!」
謙信は涙目になりながら、頭をさすっている
「ココちゃんのほくろの位置をしりたいなら、ジョーの裸見ればいいじゃん」
とそこにやってきた北斗
「・・・・・・」
「うわっ・・ 想像しちゃったし・・」
と謙信は顔を歪めた
そんなやりとりを見ていたココに
「ココちゃん、ちょっと見てもらいたいものがあるんだ」
と北斗が声を掛けた
どうしたものかとレン兄を見ると、Genさんと話しているし、汐音さんはレン兄に殴られた謙信さんの頭をつついて面白がっているし、静音さんは対面式のキッチンの中でなにかしているようだったし、レオさんは窓辺にたって誰かと携帯で話していた
ココは再び北斗に視線を戻し、じっと顔を見ると
「わかった・・」
と立ち上がった
そして、北斗の後ろについて、部屋を後にしたのだった
とココは謙信から逃れるように少し身を引きながら説明した
「ほくろなんてちょっとヤラし~」
とレオはグラスに口をつけニヤッと笑った
「なんか、ココちゃんのほくろ想像しちゃうんですけど~ ちなみにどの辺りのほくろかな~」
と謙信はココが引いた分、距離をつめてくる
「なんか・・ その親父発言にがっかりなんですけど・・」
と汐音
だまって会話を聞いていたレンがおもむろに立ち上がり、謙信の頭をバシッと殴った
「痛って! レン、おもいっきし殴んなよ!」
謙信は涙目になりながら、頭をさすっている
「ココちゃんのほくろの位置をしりたいなら、ジョーの裸見ればいいじゃん」
とそこにやってきた北斗
「・・・・・・」
「うわっ・・ 想像しちゃったし・・」
と謙信は顔を歪めた
そんなやりとりを見ていたココに
「ココちゃん、ちょっと見てもらいたいものがあるんだ」
と北斗が声を掛けた
どうしたものかとレン兄を見ると、Genさんと話しているし、汐音さんはレン兄に殴られた謙信さんの頭をつついて面白がっているし、静音さんは対面式のキッチンの中でなにかしているようだったし、レオさんは窓辺にたって誰かと携帯で話していた
ココは再び北斗に視線を戻し、じっと顔を見ると
「わかった・・」
と立ち上がった
そして、北斗の後ろについて、部屋を後にしたのだった