憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
堀君の背中を見送った私は、そのまま電車にゆられ1時間、そこからバスに乗りやっと地元まで帰ってきた
そこからあるいて5分
閑静な住宅街のなかでも一際目立つのが私の家
自分の家ながら豪邸だと思う
セキュリティーロックを解いて、門を開き、家の中へと入っていった
「ただいま~」
「お~おかえり~」
リビングの巨大液晶テレビの前にあるカウチソファに寝転んで私を迎えたのは、双子の東野丈成ことジョー
「あ~疲れた~」
私は、ジョーの隣にドサッを倒れこむように座った
「ココ~ そろそろこっちに転校してきたら?」
通学時間だけで、往復三時間強そんな生活を1年以上続けている私に毎日のように言うセリフ
もう聞き飽きたっつーの!!
一緒にいるとうるさいので、ジョーを無視して、そのまま自分の部屋に退散してきた
そのまま二つに結っていた髪をほどき、くるくると巻いてピンで留め、着ていたカーディガンと制服を脱ぎ、ショートパンツとTシャツに着替える
そこにタイミングよくノックの音が響いた
「は~い どうぞ!」
「ココ、お帰り 学校どうだった?」
入ってきたのは兄貴の東野廉ことレン
「ん~ まぁ、異常なしってとこかな」
そこからあるいて5分
閑静な住宅街のなかでも一際目立つのが私の家
自分の家ながら豪邸だと思う
セキュリティーロックを解いて、門を開き、家の中へと入っていった
「ただいま~」
「お~おかえり~」
リビングの巨大液晶テレビの前にあるカウチソファに寝転んで私を迎えたのは、双子の東野丈成ことジョー
「あ~疲れた~」
私は、ジョーの隣にドサッを倒れこむように座った
「ココ~ そろそろこっちに転校してきたら?」
通学時間だけで、往復三時間強そんな生活を1年以上続けている私に毎日のように言うセリフ
もう聞き飽きたっつーの!!
一緒にいるとうるさいので、ジョーを無視して、そのまま自分の部屋に退散してきた
そのまま二つに結っていた髪をほどき、くるくると巻いてピンで留め、着ていたカーディガンと制服を脱ぎ、ショートパンツとTシャツに着替える
そこにタイミングよくノックの音が響いた
「は~い どうぞ!」
「ココ、お帰り 学校どうだった?」
入ってきたのは兄貴の東野廉ことレン
「ん~ まぁ、異常なしってとこかな」