憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
「本当にココは固いんだから・・・」
と姫花はため息をはく
「でも、もうちょっとつけててね! 」
とココにウインクすると
「準備はいい? じゃあ移動するわよ~」
と周りでせわしなく動いていたスタッフに声を掛けた
ココは母のウインクに違和感を覚え、そーっと椅子から立ち上がり、母の背を向けたところで
「ココちゃ~ん!! 久しぶりぃ~」
と言う少し低めの声を聞き、視界が遮られた
「ん~ん~」
思いっきり抱きしめられているせいで苦しい
「あら~ 苦しかった? それにしても細っそい体ね~ 女は少し肉がついたくらいがいいのよ? 抱き心地がいいの」
とココに笑みを見せるのはキャサリンだった
両親より年上のこのオネイマンに会うのは、本当に久しぶりだった
「キャサリン、忙しいのに本当にありがと」
そこにやってきた母
「いいのよ~ 姫花の為だし、それにかわいいココにも会いたかったしね!」
とキャサリンは再びココをおもいっきり抱きしめた
「キャサリン!! 痛いから!!」
キャサリンの首からさげている大振りのネックレスが思いっきり当たって痛いのだ
必死だったココは、キャサリンに解放された事に安堵して、そのままなんとなく、二人の後について歩いていったのだった
そのまま、車にゆられ、着いたのは渋谷のスタジオ
と姫花はため息をはく
「でも、もうちょっとつけててね! 」
とココにウインクすると
「準備はいい? じゃあ移動するわよ~」
と周りでせわしなく動いていたスタッフに声を掛けた
ココは母のウインクに違和感を覚え、そーっと椅子から立ち上がり、母の背を向けたところで
「ココちゃ~ん!! 久しぶりぃ~」
と言う少し低めの声を聞き、視界が遮られた
「ん~ん~」
思いっきり抱きしめられているせいで苦しい
「あら~ 苦しかった? それにしても細っそい体ね~ 女は少し肉がついたくらいがいいのよ? 抱き心地がいいの」
とココに笑みを見せるのはキャサリンだった
両親より年上のこのオネイマンに会うのは、本当に久しぶりだった
「キャサリン、忙しいのに本当にありがと」
そこにやってきた母
「いいのよ~ 姫花の為だし、それにかわいいココにも会いたかったしね!」
とキャサリンは再びココをおもいっきり抱きしめた
「キャサリン!! 痛いから!!」
キャサリンの首からさげている大振りのネックレスが思いっきり当たって痛いのだ
必死だったココは、キャサリンに解放された事に安堵して、そのままなんとなく、二人の後について歩いていったのだった
そのまま、車にゆられ、着いたのは渋谷のスタジオ