憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
「ママ、今から撮影なの?」
「そうよ? 今日は真姫たちも一緒よ?」
母の言葉に
「マキも?めずらしいね~」
母親とマキが一緒に撮影するなんて初めてじゃなかったかな?なんて思いながらそのままスタジオに足を踏み入れた
スタジオの中はセットや証明が準備段階で、人であふれかえっていた
母は、責任者のような人となにやら話しこみ始め、ココが“なんでこんなトコに来ちゃったんだっけ?”と思い出した頃
「ココ~ 何してるの?あんたはこっち!!」
とキャサリンに手を引かれ、スタジオを後にした
ココはそのまま控え室に連れられ、服の上にフードを被せられ、髪を留められ、わけのわからないままキャサリンにメイクをされ始めた
しばらくボーっとされるがままだったココだったが、ハッと我に返り
「え? 何? 何してんの?」
慌てるココをよそに
「ちょっと、黙って! 目閉じて!! マスカラが目に入るわよ!!」
仕事モードに入ったキャサリンはすごく怖い
「・・・・・・」
ココが逆らえるはずもなく、1時間後、フルメイクをされ、髪もセットされ、衣装を纏ったココがキャサリンに手を引かれスタジオに姿を現した
「そうよ? 今日は真姫たちも一緒よ?」
母の言葉に
「マキも?めずらしいね~」
母親とマキが一緒に撮影するなんて初めてじゃなかったかな?なんて思いながらそのままスタジオに足を踏み入れた
スタジオの中はセットや証明が準備段階で、人であふれかえっていた
母は、責任者のような人となにやら話しこみ始め、ココが“なんでこんなトコに来ちゃったんだっけ?”と思い出した頃
「ココ~ 何してるの?あんたはこっち!!」
とキャサリンに手を引かれ、スタジオを後にした
ココはそのまま控え室に連れられ、服の上にフードを被せられ、髪を留められ、わけのわからないままキャサリンにメイクをされ始めた
しばらくボーっとされるがままだったココだったが、ハッと我に返り
「え? 何? 何してんの?」
慌てるココをよそに
「ちょっと、黙って! 目閉じて!! マスカラが目に入るわよ!!」
仕事モードに入ったキャサリンはすごく怖い
「・・・・・・」
ココが逆らえるはずもなく、1時間後、フルメイクをされ、髪もセットされ、衣装を纏ったココがキャサリンに手を引かれスタジオに姿を現した