憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
熱い照明の下に立ち、たかれるフラッシュ
「はいいいね~ そう、くるっとまわって~ そうそう! 流石だね~」
カメラマンのご機嫌な声と、流れる音楽
母からの電話をとった辺りから流されっぱなしのココの撮影は
「お疲れ様です」
という声で遮られた
「前の仕事だいぶ押したな~」
カメラマンの入ってきた人物の姿を捉えた
「ココ~ 頑張ってる?」
とニコニコしながら手を振っているのはマキ
その横でジョーがポケットに手をつっこんだままココを見ている
ココがあっけにとられていると
「ちょっと休~憩」
とケーゴがココの前まで歩いてきて、その手を引いて照明の下から連れ出した
4人はスタジオの隅のテーブルとソファに腰をおろした
「ココと仕事が出来るなんて嬉し~」
マキはニコニコしている
「・・・・・」
何の反応も無いココに
「俺もビックリ! ココがこの仕事請けるなんて思ってなかったし」
とケーゴ
「っていうかなんであんたと一緒に仕事なのよ?」
とマキはケーゴに冷たい視線を送る
「はぁ! それは俺のセリフだっつーの! その顔のどこが美少女なんだか!」
「はぁ! それはこっちのセリフ! その程度でアイドルなんて恥ずかしくないの?」
兄弟げんかを始めたふたりに・・
「はい、そこまで~ 」
とジョーの仲裁がはいった
「はいいいね~ そう、くるっとまわって~ そうそう! 流石だね~」
カメラマンのご機嫌な声と、流れる音楽
母からの電話をとった辺りから流されっぱなしのココの撮影は
「お疲れ様です」
という声で遮られた
「前の仕事だいぶ押したな~」
カメラマンの入ってきた人物の姿を捉えた
「ココ~ 頑張ってる?」
とニコニコしながら手を振っているのはマキ
その横でジョーがポケットに手をつっこんだままココを見ている
ココがあっけにとられていると
「ちょっと休~憩」
とケーゴがココの前まで歩いてきて、その手を引いて照明の下から連れ出した
4人はスタジオの隅のテーブルとソファに腰をおろした
「ココと仕事が出来るなんて嬉し~」
マキはニコニコしている
「・・・・・」
何の反応も無いココに
「俺もビックリ! ココがこの仕事請けるなんて思ってなかったし」
とケーゴ
「っていうかなんであんたと一緒に仕事なのよ?」
とマキはケーゴに冷たい視線を送る
「はぁ! それは俺のセリフだっつーの! その顔のどこが美少女なんだか!」
「はぁ! それはこっちのセリフ! その程度でアイドルなんて恥ずかしくないの?」
兄弟げんかを始めたふたりに・・
「はい、そこまで~ 」
とジョーの仲裁がはいった