憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
「ちょっと! ジョー止めないで!」
「そうだよ! 止めんなよ!!」
「マキもケーゴも良く似てるよね~ 姉弟だけあるね~」
ジョーのその言葉に
「「はぁ!! 誰が!!」」
見事にかぶるセリフ
「ハハッ 本当に良く似てる! 双子の俺らもそこまでかぶんないよ?」
とジョーは笑った
ジョーにそこまで言われ、もう何も言いたくなくなったのかマキとケーゴはそっぽをむいて黙り込んだ
そんな騒がしいやり取りの最中も、ココはひとりボーっとしたまま
ジョーはココの隣に座りなおし、ココの方を向いた
「どうした?」
ジョーはココを覗き込む
「ん?」
そんなジョーに反応するだけのココ
「撮影そんなに嫌だったか?」
「え? 撮影? なんで?」
「いや・・ お前この世界、好きじゃないだろ?」
「え? あぁ・・まぁね」
ジョーと会話はしているが、気持ちはそこには無いように感じる
「何かあったか?」
ジョーの言葉に
「何か?」
聞き返すココ
「そうだよ! 止めんなよ!!」
「マキもケーゴも良く似てるよね~ 姉弟だけあるね~」
ジョーのその言葉に
「「はぁ!! 誰が!!」」
見事にかぶるセリフ
「ハハッ 本当に良く似てる! 双子の俺らもそこまでかぶんないよ?」
とジョーは笑った
ジョーにそこまで言われ、もう何も言いたくなくなったのかマキとケーゴはそっぽをむいて黙り込んだ
そんな騒がしいやり取りの最中も、ココはひとりボーっとしたまま
ジョーはココの隣に座りなおし、ココの方を向いた
「どうした?」
ジョーはココを覗き込む
「ん?」
そんなジョーに反応するだけのココ
「撮影そんなに嫌だったか?」
「え? 撮影? なんで?」
「いや・・ お前この世界、好きじゃないだろ?」
「え? あぁ・・まぁね」
ジョーと会話はしているが、気持ちはそこには無いように感じる
「何かあったか?」
ジョーの言葉に
「何か?」
聞き返すココ