憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
「まぁいいや・・ じゃあ靴下脱いでくれる?」
聖紫朗の言葉に
「は?」
やっとココは反応した
「は?って・・・ 靴下脱いでくれる? それとも脱がしてほしいとか?」
「いやいや・・意味わかんないし・・・」
「ココちゃん・・ 意味わかってよ?」
「・・っていうかさ、なんで初対面なのに“ココちゃん”なんて呼ばれてるわけ?」
「おっ! やっと喋ってくれたし!!」
とニヤッと笑う聖紫朗に
ココは眉をひそめた
「んな、怒んなって! 俺、ジョーとお友達だし・・・ ココちゃんの事も聞いてたし、家にも行ったことあるし・・・」
なんか、すでに最初の生徒会長キャラが崩壊してるし・・とココは聖紫朗の観察を続ける
疑い深いココに
「マジだって!! あいつ、昔、ボクシング習っていただろ?」
聖紫朗のその言葉に、それまで疑いの眼差しをしていたココも目を見開いた
単純なジョーはがっくんがふざけてあげた誕生日プレゼントの“あしたのジョー”を読んでボクシングを始めた・・
そんな動機だったのに、けっこうハマッて何年もジムに通っていたのだが、そんな事ここの生徒が知るわけもない
「なんで知ってるのかって顔してんな~ 」
そんなココの様子を面白がっている聖紫朗
「俺も一緒のジムに行ってたんだよ だから知ってた ジョーが仕事忙しくなってジム辞めちまってから全く会っていなかったけど、ここに転校してきて久々の再会ってわけ」
聖紫朗の説明に納得したココはうなづいている
聖紫朗の言葉に
「は?」
やっとココは反応した
「は?って・・・ 靴下脱いでくれる? それとも脱がしてほしいとか?」
「いやいや・・意味わかんないし・・・」
「ココちゃん・・ 意味わかってよ?」
「・・っていうかさ、なんで初対面なのに“ココちゃん”なんて呼ばれてるわけ?」
「おっ! やっと喋ってくれたし!!」
とニヤッと笑う聖紫朗に
ココは眉をひそめた
「んな、怒んなって! 俺、ジョーとお友達だし・・・ ココちゃんの事も聞いてたし、家にも行ったことあるし・・・」
なんか、すでに最初の生徒会長キャラが崩壊してるし・・とココは聖紫朗の観察を続ける
疑い深いココに
「マジだって!! あいつ、昔、ボクシング習っていただろ?」
聖紫朗のその言葉に、それまで疑いの眼差しをしていたココも目を見開いた
単純なジョーはがっくんがふざけてあげた誕生日プレゼントの“あしたのジョー”を読んでボクシングを始めた・・
そんな動機だったのに、けっこうハマッて何年もジムに通っていたのだが、そんな事ここの生徒が知るわけもない
「なんで知ってるのかって顔してんな~ 」
そんなココの様子を面白がっている聖紫朗
「俺も一緒のジムに行ってたんだよ だから知ってた ジョーが仕事忙しくなってジム辞めちまってから全く会っていなかったけど、ここに転校してきて久々の再会ってわけ」
聖紫朗の説明に納得したココはうなづいている