私と彼の蜜な恋愛


「早く席座れよぉ!」


担任がそう叫んで
やっと静かになる


「えぇっと
じゃあ新しい仲間を
紹介しようかな」


と言うと
前のドアが
開いて人が
入って来た


「こんにちは!

神南です

よろしくね!」


まるでどっかの国の
王子様の様に
微笑む神南


やっぱり…


ガタッ!


大きい音をたてて
立ち上がったのは
私の愛しい真樹


「どうした?」


「なっ!なんで
お前がいんだよ!!」


「あぁ真樹クンか

いたんだ?」


神南はむっちゃ
余裕な顔で
真樹の事を見る


「いるに
決まってんだろ!!」




< 10 / 22 >

この作品をシェア

pagetop