私と彼の蜜な恋愛


学校を出て
いつも通り
私の家に向かった
その時だった


「あっ!

俺分かっちゃった
かも!?」


…といきなり
叫ぶ真樹


「えっ!?

本当に?」


真樹は
満面の笑みで
私の方を見た


「うん♪

多分だけどね?」



「えっ?
なになに?

神南はなんて
言うつもりだったの?」


「ん?多分ねぇ…」


真樹は焦らすように
言葉を溜めた




「女」



やっと口を開いた
真樹が言った言葉







って事は

だって僕女


って神南は言おうと
してたって事!?


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