妹彼女
家のチャイムが鳴り、大地が来た。

マンションを出ると大地は唖然とした。


『どうしたの?大地。』


「いや、なんつーか、すごいな…お前ら、やっぱ。かわいすぎとかっこよすぎ。どんだけ完璧を極めれば気が済む?」


あぁそういう意味か。


「分かった分かった。さっさと行くぞ。」


目的地は最寄りの駅から一駅。電車に乗ってるとほとんど全ての人たちが俺たちを見ていた。特に空の人気は男女問わず高い。


< 39 / 208 >

この作品をシェア

pagetop