君のトナリ





「ふ~、終わったね」


「そうよね」


「疲れた?」


「まあまあかな、でも比呂くんのおかげだよ」


「そうかな、白鳥さん」


右斜めの子と、楽しそうに話しているきみ。


・・・勉強教えてくれてもらったんだ。


いいな、私には無理だけど。


楽しそうに話しているのを横目で見ながら、


本を読む。



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