【短】Promise

「もし…」

私は真剣に翔太を見る

「もし…私に好きな人ができたらどうする?」


「え?」

翔太は少し動揺した表情を見せた後、いつもの優しい笑顔に戻って言った


「光はどうしてほしいの?」

「え…?」

言葉に詰まる…
すかさず翔太が口を開いた

「もしそんな人ができたら応援するよ…幼馴染みだしね」


そう言って翔太は教室の中に入って行った


私はただ立ち尽くして

やっぱりどうでもいいのか…

と小さく呟く


胸の奥がズキズキと…
痛くなった。


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