Cleome
髪切って良かった事その1、髪が洗いやすい。
その2、乾くのが早い。
風呂上がりに、ドライヤー片手にその二つをあげてみた。
にしても…男の中に行って男に見えるのか…?
琉珂の方が可愛いし、女に見えるかもだけど。
「入るぞ〜」
突然、霄の声が聞こえたかと思うと、ドアが開いた。いつもの事。
入ってきた霄は、あたしを見るなり、動きが止まった。
「おま、お前…」
「バーカ。騙されてんじゃねーよ。」
ドライヤーで霄を小突いた。そうとー驚いてるな。
「座れよ、バカ。」
「バ、バカじゃねーよ!」
ぶつぶつ文句を言いながら、あたしのベッドに座る霄。
ヤバイ。おもしろ!
こんなに動揺しまくりの霄を見るの初めてかも。
「あ、あたしも黎斐行くから。」
「お、おう。……は!?」
期待通りの反応。
面倒なんだよなーいきさつ話すの。
「母さんたちにやられたんだよ。……たく、琉珂は心配だけどさ…。」
「大丈夫なのかよ?」
どうやらもう慣れたらしい。いつものように、人の部屋でくつろいでるし!
「あーまぁ、大丈夫なんじゃね?多分。」
大丈夫な気がしないけど。でも…琉珂の為を思えば!
「そうか…。っつーか…髪切っただけで男になれるもんなんだな。」
マジマジとあたしの顔を見る霄に、クッションを投げた。
「男に見えるか?」
「ああ。お前より女みたいなやつ居るしな。」
…複雑。まぁ、いいけど。女みたいって…琉珂みたいにかわいい男がいるのか。
「へぇ…って、なんだよ。」
あたしの体をガン見するエロバカ。
「よかったな、胸小さくて…」
手元にあった教科書を投げ付けると、霄の首をしめた。
「死ね!!」
「や…やめ…!」
「エロボケバカM。」
「Mじゃねぇよ!」
…否定するのそこだけかよ。エロボケバカは否定無しか!
てか、マジ死ね!
その2、乾くのが早い。
風呂上がりに、ドライヤー片手にその二つをあげてみた。
にしても…男の中に行って男に見えるのか…?
琉珂の方が可愛いし、女に見えるかもだけど。
「入るぞ〜」
突然、霄の声が聞こえたかと思うと、ドアが開いた。いつもの事。
入ってきた霄は、あたしを見るなり、動きが止まった。
「おま、お前…」
「バーカ。騙されてんじゃねーよ。」
ドライヤーで霄を小突いた。そうとー驚いてるな。
「座れよ、バカ。」
「バ、バカじゃねーよ!」
ぶつぶつ文句を言いながら、あたしのベッドに座る霄。
ヤバイ。おもしろ!
こんなに動揺しまくりの霄を見るの初めてかも。
「あ、あたしも黎斐行くから。」
「お、おう。……は!?」
期待通りの反応。
面倒なんだよなーいきさつ話すの。
「母さんたちにやられたんだよ。……たく、琉珂は心配だけどさ…。」
「大丈夫なのかよ?」
どうやらもう慣れたらしい。いつものように、人の部屋でくつろいでるし!
「あーまぁ、大丈夫なんじゃね?多分。」
大丈夫な気がしないけど。でも…琉珂の為を思えば!
「そうか…。っつーか…髪切っただけで男になれるもんなんだな。」
マジマジとあたしの顔を見る霄に、クッションを投げた。
「男に見えるか?」
「ああ。お前より女みたいなやつ居るしな。」
…複雑。まぁ、いいけど。女みたいって…琉珂みたいにかわいい男がいるのか。
「へぇ…って、なんだよ。」
あたしの体をガン見するエロバカ。
「よかったな、胸小さくて…」
手元にあった教科書を投げ付けると、霄の首をしめた。
「死ね!!」
「や…やめ…!」
「エロボケバカM。」
「Mじゃねぇよ!」
…否定するのそこだけかよ。エロボケバカは否定無しか!
てか、マジ死ね!