【短】Ｈoney

｢つか…れた？｣

美優はうつ向いていた

｢…ごめん…
オﾚにお前は大きすぎたわ…｣


みんなが大好きな美優…


そんな美優をオﾚは自分だけのものにしたくて…



束縛してしまいそうになる…


そんなの嫌やから


だからオﾚは美優と別れるんや…





オﾚは美優を見た



美優は目にいっぱい涙を溜めてオﾚをみる



オﾚは目をそらした




｢悠ちゃんに美優は重かったん？｣

"そんなことない"
そう言いたかった…


でもオﾚは小さく頷く

美優は笑ってオﾚに言った


｢せやったんか…
はよ言ってよ…//
苦しかったやろ？辛かったやろ？
ごめんな…｣


それから美優は振り返って扉に向かう


｢バｲバｲ…ゆうちゃん…｣