【短】凹凸恋愛相談所

私が親切な愛くるしさ100%の笑顔で答える


しかしすかさず

「えぇ--っ!!」

と先輩がオーバーな
リアクション




私は仕方なく
目で黙らせた。




「あ…そうなんですか…すいません…私はこれで」


女の人は
とても残念そうに
顔を曇らせた。


――うぅ…これはけっこう良心が痛むかも…



「それでは…私はこれで…」


「「…ちょ…ちょっと待って!!!」」


私と先輩の声がハモる

――…げ…嫌な予感


先輩は私の顔を見て
一瞬驚いたあと
すぐに顔を緩ませた




「…雛ちゃん」


「ち…違いますよ!!」

必死で否定する割には私の顔は真っ赤だ。