【短】危険なプリンセス

「あ、僕今日急いでいるんでお先に失礼します」


ペコッと一回お辞儀をするとハルヒ君は駆け足で私達から去っていった



「あーぁ…ハルヒ君…いっちゃった…」


残念そうな顔をする里奈


「また学校で会えるじゃん」


「あんたねーッ
学校で会える確率なんてたかがしれてるのよッ!?」


「そんな…大袈裟なι」


「学年も違うし…
アタシ達はまるでロミオとジュリエットとなんだからッ!!」

"どっちがジュリエット!?"

心の中で激しく突っ込むと私は苦笑した


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