もっと一緒にいて



カチャッ。タッ…タッ…タッ…キィー。


う〜ん。健さん帰ってきたのかな?
私は目を開けて起き上がった。


「あっ悪りぃ。起こしたか?」


「大丈夫です。あのっ本当にありがとうございます。寝させてもらって。」


「いいって!つーか気分どう?大丈夫?」


私のこと心配してくれてる…本当に優しい人だぁ。


「あっはい。メャクチャ気分良くなりました。二度も助けてもらって…どうおわびしていいか…。」



ベッドに座っている私から立っている健さんを見るとどうしても上目ずかいになってしまう。


見上げたその瞬間!!



ちぅぅぅーーー


唇をふさがれた!!
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