生意気な年下くんーmy lover boyー
「おっと!2組速いです!
あっ!4組もドンドン迫ってきています!!
残すは、アンカーのみ!
2組が逃げ切るのか
それとも4組が一発逆転となるのか!!」
もう、リレーはアンカーの寸前って所まで
きていた。
「この勝負。
どちらが勝つんでしょうねぇ?」
「そりゃあ「「あたし」」だから」
やってやろうじゃん!
第一、1年生に負けてらんないし・・・
「空ーーー!!」
菜々がこっちに向かって走ってきた。
少し、リードをしながら
菜々からのバトンを受け取る。
練習してきた成果をここでみせなきゃ!
それに、あの子に海を好きな気持ちは
絶対に負けてらんない!!
「「はい!」」
よしっ!バトンパスはうまくいった!