生意気な年下くんーmy lover boyー
ー海SIDE-




やばい、空が抜かされそうだ。


でも、あの子って





「お前が振った子だよ?」




「奏!いつの間に」




「さっきからずぅぅぅぅといたし・・・

っていうか、彼女応援しなくていいの?」



「いや、応援したいんだけど。
なんて応援すればいいのか・・・」




「この純情男が・・・

立花先輩は海のこと名前で呼んでくれたんだろ?」



「うん」



「それでお前1位になれたんだろ?」



「うん」



「じゃあ、分かるんじゃね?」





名前。
俺、喜んで勝った
=空も名前呼んだら喜んで勝つ!!




「ありがとう!響!!」



「おう・・・(単純なやつ)




俺にしか出来ないこと
あったじゃん!!






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