生意気な年下くんーmy lover boyー
海はいきなり立ち上がって
時計の前に立った

「せっかく空が俺の為に作ってくれたのに
味わって食べないと
もったいないから...」


あたしは海の行動をただ
見つめることしかできない

「こうやって、時計の針を戻せば....
あら不思議。時間が戻った...!

.........だめ?」



本当に海は魔法使いだよ
ただ傍にいるだけでいいから
もう少し海の魔法にかかっていたい


「海。ありがとう」


これがあたしの魔法
素直になるっていう魔法


「空のほうこそ魔法使いだよ」





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