生意気な年下くんーmy lover boyー
太陽がより一層輝きを増して

あたし達の体温を
余計上がらせていたんだと思う

いつしか日焼けのせいなのか
お互いの発言の言葉のせいなのか
わからなくなる


「空....そんな言葉...反則だってば」


優しく海があたしの体と心を
包み込む
いっそのことこのまま時が止まって
しまえばいいのに


「うみ...」


あたしはゆっくりと海の背中に手を回す

こんなにも大胆な行動したのも初めて


海はあたしの初めてを
全部奪っていくんだね?

でも、まだまだ足りないって
心の中で思っている自分がいる




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