生意気な年下くんーmy lover boyー
「なにさ...あたしにしかあげれないものって」


少しの沈黙があったあと

海がゆっくりと口を開いた


「それは...




俺!!」


俺!?
俺って海のこと?


「ど、どういう意味?」

思考回路が停止した
あたしは
クリスマスのせいなのか海のせいなのか
分からなくなっていた

「俺だって。
空へのクリスマスプレゼントは...」

海は至って真剣に言ってるけど

あたしはまだ理解不能



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