生意気な年下くんーmy lover boyー
「先輩...いい加減泣き止んで下さいよ...」


どっちが先輩なのか分からないよ
せっかくのパーティーに海との時間が
どんどん少なくなってゆく

砂時計の砂がおちていくように


「立花ぁーー!!俺の話を聞いてくれるかぁ...?うぅ...うぃ」


「さっきも聞きましたから!
先輩。もう忘れた方がいいんじゃないですか?」



あたしが先輩に付き合わされている間


海は....何も言わずに隣にいる

なんか無言の問いかけの様に感じる

あたしだって海と
一緒にいたいよ!

でも、先輩がぁ!!離れてくれない!!



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