生意気な年下くんーmy lover boyー
ー修二sideー

今日は24日
俺は彼女がいないし、
好きなヤツも今頃アイツと笑っている

俺にとってクリスマスなんて
特別な日なんかじゃない

だから、君の姿を見たとき

幻覚なのか?って思ったんだ







「空...?」


「…修二?」

空はこの寒い冬の下を制服で
星空を見ていた

こっちを向いたとき
目が少し赤かったから
もしかして泣いていたの?って思ったんだ


「あいつは?...海だっけ?」

アイツの名前は絶対に覚えている
俺の好きなヤツをとったから



< 204 / 391 >

この作品をシェア

pagetop