生意気な年下くんーmy lover boyー
あたしの中で何かが弾けた


海に別れを告げられた日から
ずっと止まっていた時間が
動き出した気がしたんだ



「っぅ....ぐすっ」


「お願いだから
俺には本当の空をみせろよ」




甘い囁きがあたしの心に
染み込んでいく

分かっている


きっと、修二ならあたしを
大切にしてくれると....





ーー本当にそれでいいの?


また、違う人を自分の為に

傷つけるの?

あたしの中で

違う気持ちが渦巻く

あたしが好きなのは?






< 224 / 391 >

この作品をシェア

pagetop