生意気な年下くんーmy lover boyー
「じゃあ俺も言うよ」


俺もって?



「俺、空のことが
好きだ


空がアイツのことで
落ち込んでいた時
本当は今すぐにでも抱きしめてやりたかった

体育祭でアイツと付き合っているって知って
ぜってぇ、奪ってやるんだって思った

でも...さ...
俺、最低だわ...


落ち込んでいる隙に
空の心を奪えるかって考えていた」


初めて知った

修二の本音

ずっと修二は修二で

お兄ちゃんみたいだと思っていた

修二は何でも出来るから

正直、悩みなんてないと

思っていた




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