生意気な年下くんーmy lover boyー
まさか、修二から「サボる」
っていう言葉が出てくるとは
思ってもなかった。


でも、それもただの買いかぶり


「じゃあ。
今日だけ付き合ってもらおうかな?」


「おう!
じゃっ、行くか」

「うん」


もちろん行く場所は屋上
高校生のあたしたちにとっての

安らげる場所って
ここしかない!って思う

屋上に向かう階段を上っていくと
なんだか、優しい日差しが
注ぎ込んでいく

太陽も
「大丈夫!」って言ってくれているようで
うれしかった・・・




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