生意気な年下くんーmy lover boyー
「とーちゃく!」


晴天の空に
太陽がもっと見て!
といわんばかりに
あたしたちに日差しを向ける



「ん~ん!
やっぱ。晴天はいいね?」

「だな?」




そういえば、
前は海と屋上でサボったっけ?
あの時はまだ、付き合う前で
あたしは、あのときぐらいから
海っていう存在がくっきりと
浮かんできたんだっけ・・・


「どうした?」

いけないいけない!

また、考えてた

「ちょっとね・・・
ここ、海とサボったことあるなぁ
ってね?」


「・・・・・そっか」

少しの沈黙があった後に
修二からの返事
何か考えていたみたいだった



「どうしたの?」

今後はあたしの番だよ


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