生意気な年下くんーmy lover boyー


お店から出たら
晴れているけど
冬の冷たさに一瞬ひるんだ

「寒いなぁ
やっぱり冬だ」

当たり前のことを言ってるけど
改めて季節を感じる


「なんか、早いねえ・・・」

時の流れなんて
あっという間なんだ
苦しい時も嬉しい時も
感じるのは一瞬で
でも永遠に思い出と化してしまうんだ


「早くていいよ
そのほうがいろんな事ができる

過去なんて思い出で十分かな?」


ヘヘッと笑う海を見ていたら

それでいいや

と、海との新しいことを期待する

だから、未来があるんだよね?




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