生意気な年下くんーmy lover boyー
しばらく歩いて
海が立ち止まる


「着いたよ?」


目的地に着いて
上を見上げた


「でっかぁ......」


思わず気の抜けた声を出してしまう
でも、本当にでっかい.....
開いた口が塞がらない.....

「寒いし中入ろう?」

「あっ、うん」

っていうかここはどんな建物なんだろう
大きいのは分かったんだけど


中に入ると
一瞬目が眩む
キラキラと華やかな雰囲気

「ここって、マンション?」


間抜けな質問だったかも
でも海は笑わずにちゃんと答えてくれた



「今日予約したんだ」








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