生意気な年下くんーmy lover boyー
きっと
「そんなの、あるわけない」
って否定するかな?


それでもいっか
空が空であればそれでいいや



俺は空の寝顔に
キスをして横になる

隣では愛しの人が眠っている
こんな日がずっと続けばいいのに

なんて淡い期待を抱く

空の香水の匂いが
俺の肌をかすめる
甘いけど、甘ったるくない
空の匂いだ


安心と嬉しさがこみあげる中

だんだん眠りの世界に入っていった



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