生意気な年下くんーmy lover boyー



「じゃ、じゃ先入ってるからっ!」


海がこっちを向く前に急いで
湯船につかった
よかったぁ、温泉の元で白く濁ってて.....

海が入ってきても平気なように
出口に背を向ける



「空ー入ってもいい?」


「う、うん!」


ガチャと音がして
湯船に入ってきた


「こっち…向いて?」


甘い囁きが後ろから聞こえてきた
一瞬振り向きそうになったけど
ここはちゃんと自分を保てた


「や、やだ.....」


海はこうなることを予想していたみたい

海が後ろから抱きしめてきた

「後ろだって隙ありすぎるよ?」





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