生意気な年下くんーmy lover boyー
空くんはあたしを
抱きしめながら歩いてくれた
お化け屋敷の暗くて
ひんやりとした空気も
今なら平気
海くんがそばにいるっていう
安心感があたしの心を支配する
「海くん、ありがとう」
「ううん。
全然」
なんだか、幸せな気分かも////
「あっ、そうだ
なんかね?足をつかまれた気したんだけど・・・」
「でも、あの場には
俺と空しかいなかったよ?」
「「もしかして・・・」」
あれは本当にお化けだったのかな?
でも、あなたが助けに来てくれたから
大丈夫だよ?
たぶん、お化けも
気を利かしてくれたのかも?