恋のカタチ

心配。不安。な心

きっと私のあの頃はショウタを不安にさせていたとおもう。

中学生になったとたんに
私のモテ期が始まった。

私は双子だったからと言う理由で目立っていた。
放課後、双子の妹のセイラと空き教室にいると
三年生のユキオが入って来て

「噂の双子ちゃん、小さくてかわいなぁ。俺と一緒に帰らない?」
と私達2人に話し掛けてきた。

私達は驚き佇んでいると
「俺はユキオ。3年な。仲良くしてねっ。」
とユキオは私達二人に手を差し伸べた。断ったらいけないと私達は思い握手をし、その日は終わった。


次の日から
廊下でユキオにすれ違うと
名前を呼ばれ手を振られ、
放課後になったら私達2人を探しに、一年生のクラスが並ぶ廊下に来ては待たれていた。


すると、何日か経ち
三年生のユナに呼び出された。
内容は
「私がユキオの彼女なのだからユキオと仲良くするのやめて」と言われた。

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