恋のカタチ
第3章

*でいと*

二回目。
一緒に帰ることに。

隣のクラスなのに
約束も言葉を交わしたわけじゃなく
手紙で約束をした。

帰るときは
緊張しっぱなしだった。
玄関で彼が待っていた。

私は言葉がつかず
ドキドキしながら

「ショウタ、待たせてごめんねぇ。」

すると
照れ笑いしながら
ショウタは

「俺もいま出てきたところだから。さぁ帰ろうか。」


私とショウタは緊張しすぎて
距離をあけて歩いた。

心臓が飛び出るんじゃないかと思うくらい
緊張していた。

何を話たらいいのか分からなくて
遠回りをした。

近くの公園で少し話また歩き出した。

そして
お互いの
手が触れて
手を繋いだ。


初体験でドキドキして
甘酸っぱいかんじがした。
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