うさ耳ダーリン
かなりストレートに突き刺さるツッコミだったけれど、この程度で弱みを見せるわけにはいかない。
「―――わかってないわね…何事も経験!…そうじゃなくて?」
押さえ付けられていなければ、ファサっと髪をなびかせたいところ。
「…牢屋に入るのも、ですか?」
うぅむ…なかなか、流されてくれないか…
口調から、明らかに信じてないことがまるわかりだ。
「―――とにかく、わたしは女王になる。なるったらなるの!…文句あんの?」
いちいちらしく見せるのが面倒になって、子供のように言い張ると、
クロウはふっと顔をほころばせた。
「―――わかってないわね…何事も経験!…そうじゃなくて?」
押さえ付けられていなければ、ファサっと髪をなびかせたいところ。
「…牢屋に入るのも、ですか?」
うぅむ…なかなか、流されてくれないか…
口調から、明らかに信じてないことがまるわかりだ。
「―――とにかく、わたしは女王になる。なるったらなるの!…文句あんの?」
いちいちらしく見せるのが面倒になって、子供のように言い張ると、
クロウはふっと顔をほころばせた。