葬儀屋少女
「あ…。」

学校帰り。
いつもの下校道。

「いた…!」

私は最近、この洋館に住み着いているらしい青年に惹かれていた。
綺麗な金色の髪。
美しい青色の瞳。

「!」

青年がふいにコチラをむいた。
笑顔が向けられ、ビクンと心臓がはねる。

「ッ!」

恐怖だった。
恐怖で、心臓がはねた。

私は、そのまま駆け出した。




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