葬儀屋少女
あれから数ヶ月。
俺は、部屋に籠もっていた。
ここは極楽浄土だ。
苦しい思いも、辛い思いも…
なにも、ない。
そう、なにんも。
「にゃー」
また猫。
時々現われる幻覚。
その度に俺は猫をコロス。
大抵の猫は逃げ出すから追い掛けて。
「よ、人間」
幻覚が見える。
金色の艶やかな髪の青年が、
唐突に部屋の中心に現われた。
「お前の罪を裁くときが来たぜ」
青年は、ぱちんと指を鳴らした。
瞬間、景色が移り変わる。
「…ようこそいらして」
何時の間にか、俺の目前には黒い少女がたたずんでいた。
「俺の…つみって、なんだ…」
「さあ?分からないのかしら?」
次の言葉に、俺は
どん底に突き落とされる。
「貴方の存在が罪ですことよ」
俺は、部屋に籠もっていた。
ここは極楽浄土だ。
苦しい思いも、辛い思いも…
なにも、ない。
そう、なにんも。
「にゃー」
また猫。
時々現われる幻覚。
その度に俺は猫をコロス。
大抵の猫は逃げ出すから追い掛けて。
「よ、人間」
幻覚が見える。
金色の艶やかな髪の青年が、
唐突に部屋の中心に現われた。
「お前の罪を裁くときが来たぜ」
青年は、ぱちんと指を鳴らした。
瞬間、景色が移り変わる。
「…ようこそいらして」
何時の間にか、俺の目前には黒い少女がたたずんでいた。
「俺の…つみって、なんだ…」
「さあ?分からないのかしら?」
次の言葉に、俺は
どん底に突き落とされる。
「貴方の存在が罪ですことよ」