葬儀屋少女
「悟さん…」

数日後の葬式。
沢山の友人や親戚が集まった。

「…」

そんな中、1人の少女と1人の青年が悟の眠る棺に赤い、彼岸花を備えた。

「うふふ…。魂、頂きましたことよ。ありがとう。」

「中々の味だったぜ。」

そう呟いて、青年と少女は去ってゆく。

アトに、
赤い赤い薔薇が舞った―…





チリン、チリリン―…


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