運命と奇跡の絆

<俊也side>

俺たちは今生活指導の先公にこってりと絞られている。
そして休み時間が終わり説教も終わった。
1現目は総合。
内容はふざけたもので、サッカー部の全国大会の応援についてだった。
なんでも徳蘭高校(俺らの学校)はサッカー部が全国大会に行ったのが10年ぶりらしく、学校全体で応援にくるらしい。



担任「じゃあ詳しいことはサッカー部の子たちに説明してもらいましょう。」



は?俺らが説明すんの?何も知らされてないんだけど。
あ。そういやこの前顧問が何か言ってたような…。



奏「なー俊也。何を説明すんの?」



俊「場所とか時間だろ?」



奏「じゃあ早く説明して終わろうぜ!」



柚「ねー日程表これだよね?」



俊「あー多分それ。」



俺たちはサッカー部用に配られたプリントを一般用に修正しながら説明した。
集合場所は波越がちゃんと顧問の話を覚えていたからまかせた。
そしてドアのところに1年が立っているのが見えた。



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