幼かったあの頃
「相変わらず、仲いいよね〜。」

次は移動教室で3人で音楽室に向かってる。

「仲いいわけないじゃん!!」

「ムキになって可愛い♪」

「もぉ!!」

「早く告白すれば〜?」

「するわけないじゃん。あんな奴に…。」

「絶対お似合いだって!!」

「だからぁ…」

「どこからどう見ても両想いなのに。」

「里美〜(怒)」

「うちもそう思う☆」

「紗枝まで〜(泣)2人は好きな人いないの〜?」

「「いな〜い(笑)」」

「つまんない…ってか、私もいないし!!」

「もぉ〜、素直じゃないなぁ、七海は。」

「本当だもん。」

「はいはい。まぁ七海がそう言うなら。あっ、紗枝〜今日の昼休みもサッカーやるみたいだよ!!」

「マジ!?んじゃあ今日も飛び入り参加しよっか☆」

「またぁ!?私はいいよ…。」

「だめっ!!七海は絶対参加だから。ねっ、紗枝☆」

「当たり前じゃん♪」

「里美〜、紗枝〜(泣)」

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