幼かったあの頃
「ねぇ紗枝?七海来ないね…。」

「あと10分で昼休み終わっちゃうのに…。やっぱ言い過ぎた?」

「七海、嫌われたとか思ってんのかなぁ。」

「ここは最後の手段。たっくんに様子を見に行かせる?」

「それいいね☆よし!!早速作戦実行♪」

「「た〜っくん♪」」

「キモっ…」

「淳に言われたくない!!って言うか、たっくんにお願いがある♪」

紗枝はたっくんに七海の様子を見に行くように伝えた。

「いい?男度アップさせて戻ってきてよ!?」

「何で俺?2人が行けばいいじゃん。」

「たっくんじゃないと意味ない!!ほらレッツゴー♪」

「行ってらっしゃ〜い☆」

「だから何で俺だよ…」

と言いながら去るたっくん。

「これで大丈夫かな?」

と里美。

「うちらもつける?こっそり見たいかも♪」

と紗枝。

「お前ら相変わらず悪魔だ…。」

と淳。

結局サッカーを続けた3人だった。
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