幼かったあの頃
淳:「拓哉、何で七海泣かせてんの?」

拓:「はぁ!?俺が追いかけた時には泣いてたっつーのっ!!」

紗:「七海、大丈夫?」

里:「七海…」

七:「2人とも…ごめ…んね。私ね、本当に怒って…ないよ?グスン…泣いてるのは…誰のせいでも…グスンッ…ないから。」

紗:「じゃあどうして七海は泣いてるの?」

七:「だって…私、一緒にサッカー…行かなかったから…もう嫌われたのかな…グスン…って…グスン…友達じゃないって言われるか…な…って思って…でも違ってて…安心したら…」

紗・里「プフッ…(笑)」

拓:「おい、何笑ってんだよ…。」

紗:「だってぇ…」

里:「いや、まさか本当にそんなこと考えてたなんて…」

淳:「お前らとりあえず謝れよ…。」

紗・里「「七海、ごめん!!」」

七:「大丈夫…」

紗:「泣かせるつもりじゃなかったんだけど…うん、七海はうちらの友達だから安心して?」

里:「そうだよ。こんなことで里美達が友達やめるわけないじゃん♪」

七:「よかったぁ(泣)」

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