甘彼-Amakare-
はぁ…。

ダルかった。

俺は舞美に電話をした。

"こちらはNTTドコモです。…"


っち!何で電源切ってんだよ。


「なぁ〜?イイだろ?」

「やめてください。」

ん?
なんか聞いた事ある声だなぁ…。

振り返ると3人の男に囲まれている舞美。

「おい。離れろ」

俺は不良達に力強くそぉ言った。

「…んだよお前。」

お前こそ何だよ(怒)

「俺?コイツの彼氏」

「…えっ?!」

俺は舞美の腕を掴んで
歩き出した。


自転車に鍵をさして舞美を後ろに乗せて走り出した。
< 54 / 76 >

この作品をシェア

pagetop