カサブタをカサヴタと呼んだ日
ナスを背中に乗せたなら
目が覚めると、いつもとは違う感覚であることに気付いた…。
『鎖骨のくぼみに何かいる…ッッ』
 
おそるおそる、鏡を覗きこむと…そこには丸まったダンゴ虫がちょこんと鎮座している。
ヌパルルナ・ドゥヌゥングブジュ・ベロベロナメテチョは目を見張った
『なぜ』
 
ありえない事が起きているのだ動揺するのは無理もない。
躊躇う彼に再び違和感が襲ってきた…。
 
『毛穴に何かいる…ッッ』
パッと見は全くわからなかった。しかし、確実に何かがそこにいるのは事実なのだ
ヌパルルナ・ドゥヌゥングブジュ・ベロベロナメテチョはポケットから電子顕微鏡を取りだし、毛穴を覗きこんだ。
 
『……ッッ』
彼は思わず目を疑った。毛穴に隠れていたのは…エスパー伊藤だったのだ
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