胸ｷｭﾝMonday ～甘く切ないすれ違いの恋～

トントン…


「新垣先生、ドンブリ回収に来ましたぁ！」


出た！！


ぴんきィィの登場。



「おぉ？悪いなぁ。なぁぴんきィィ、この男見てどう思う？」


先生が突然俺を指差す。


初めて目が合った。


くりっとした瞳がかわいい少女…


「え…っとぉ、かっこいいです…でも、遊んでそう…かな？」


なんて正直な子…


「あはははっは～、当たり当たり。お前見る目あるじゃん！！お前はいい男探せよ！」


ぴんきィィの目は、先生に向いて一直線…


「新垣先生みたいな人がいい！ねぇ、カラオケ連れてって！」


「はいはい…春休みの終わりに先生方と飲み会あるから、お前も来たら？思いっきり歌いまくっていいからぁ…」


先生は、どんぶりを軽く水で流した後、ぴんきィィの持ってるおぼんに乗せた。


「やったぁ！メタンコ嬉しい！！」



俺と先生は、お腹を抱えて笑った。

やっぱ流行ってんだ…


じゃあ…俺の心の天使『千恵理』も若いんだろうなぁ…



俺の頭に浮かんだのは、セーラー服を着たかわいい女子高生。


あぁぁぁ！！！


ばかばか。何考えてんだ？俺…