胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~
【卓弥】公園での…
「お待たせ!!」

公園のベンチで寒そうに座ってるゆかりを見つけると

俺はもう興奮気味…



そういえば…明日って、バレンタインだっけ…


去年のバレンタインに、ゆかりからチョコをもらったよな。



あれから、俺達の恋は始まった…



「寒い・・温めて~。」

甘えるような声で、

上目遣いで俺を見る。


着替えた高校の制服は、また俺を燃えさせる・・

萌え…かな?



この制服姿のゆかりを見るのも、あと少し。

卒業が近づき、なんとなく寂しそうな表情をしたり

何かを考えたり…少し、遠く感じることもある。


「俺は、燃えてるんだけど…」


俺は、ゆかりの隣に座り、平常心ぶって、笑う。


「たっくん元気だね!さっきから、まだそんなに時間経ってないのに。」



ゆかりは、俺の太ももに少し触れて、俺に微笑んだ。
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