胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~
【ゆかり】涙のさよなら
【ゆかり】



たっくんのどこが好きかと聞かれると困る。


だって…『たっくん』であるってことがもう好きだから。



どんなたっくんでも、たっくんが何をしても好きは、変わらないんだ。



だけど、


どこが好きか…今日は最後だからじっくり考える。



手をつなぐとすぐに指の間に指を入れてくれるとこ。

ラブホに行くと言うとそれだけで、元気になるとこ。

キスをする時に出す色っぽい声。

器用な手がキスをしながらブラを外すんだ…


そして、私の感じる場所…ちゃんとわかってて…


首筋に舌を這わせる時、いつも耳元でエッチな声を出すよね。

わざと耳のそばでエッチな舌の音を立てて、愛してるって言ってくれる。


ブラを外すと、たっくんは同時に自分のズボンも脱ぐ。

胸を舐める時の顔がすごく好きで、いつもチラチラ見てた。


その顔がまた私を興奮させるんだぁ…


左腕のブレスレットが私の肌に当たると、ひんやりとして気持ちいいんだ。


汗かきのたっくんの首に伝う汗がかっこいい。

たっくんは私の声が色っぽいって言うけど、

たっくんの方がずっと色っぽいんだよ。


感じてるたっくんの顔…時々こっそり見てる。


たっくんはバックが好き。


後ろからたっくんを感じながら…

涙が出そうになる。



これが


最後の


エッチ…



これが


最後の


2人の時間…


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