胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~
やべぇ…
軽いタッチで、俺はもう爆発寸前。
こんなことは今までの彼女では、ありえなかった。
正直…少し自分でも困ってる。
「明日、会える?」
ベンチに座った俺の肩にゆかりが頭を置く。
夜風がとても心地いいのは、俺の体が熱くなってるせいだろう。
「もちろん!お前の為に空けてるよ!どこ行く?」
「どこでもいい。たっくんと一緒なら…。映画とか?」
「ゆかりのエッチ!!」
「ふふふふ」
俺達は、映画館でちゃんと映画を見たことがない。
なぜかって…
暗闇で2人でいると、手をつなぎたくなり…
手をつなぐと、キスしたくなり…
ついつい
胸を触ったり…
そんなこんなで、俺達にとって、映画館はエッチな場所なんだ。